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チーム勝敗表
試合日 : 1試合目 2013年11月06日(水) |
大会名 WBC |
会場 相模台球場 |
勝敗 勝利 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | 投手-捕手 | |
カニーズ | 0 | 4 | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 10 | ○藤枝〔5回〕、初谷〔1回〕、sK@Y.〔1回〕ー柴田 |
シルバースターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 7 | ●小泉〔5回〕、長谷部〔2回〕ー伊藤、佐藤 |
ヒット数:8本
WBC CSファーストステージ リーグ3位通過のカニーズは敵地相模台でシルバースターズへのリベンジマッチとなった。
カニーズ藤枝 シルバー小泉で始まったこの試合、初回カニーズは2死からの住がヒットで出塁するも宮里はセカンドライナーに打ち取られ無得点に終わる。
一方のシルバースターズは先頭村田がセンターフェンス直撃のヒットで出塁すると本田もヒットで続き無死1,2塁と藤枝はいきなりのピンチを背負う。しかしここからクリーンアップを3者凡退に打ち取り無失点で切り抜ける。
2回市川、ショウと四球を選び柴田の犠打で1死2,3塁のチャンス。1安打すれば年俸現状維持を約束されていた大将は見事センター前に弾き返し2点を先制する。
3回にも2四球とエラーで1死満塁のチャンスを作るとショウがセンター前にタイムリーを放ち1点を追加。さらに相手の悪送球で宮里もホームを踏み尚も1死2,3塁のチャンス。ここで市川監督のサインはツーランスクイズ。柴田がバントを決めて市川がホームへ生還。2走のショウもホームへ突入するもタッチアウト。しかし3回表を終えて0-7と一気に突き放す。
先発藤枝は2回以降ランナーを出すものの要所を締めて4回まで2安打に封じ込める。
5回藤枝を2塁において野住がセンターへタイムリーを放つと市川の犠牲フライでホームに返りこの回にも2点を奪う。大勝ムードの試合展開であったがリーグ2位のシルバースターズが意地を見せる。
その裏1死から野住、西田のエラーで1,2塁となると伊藤の打球は強烈なピッチャー返し。藤枝が好捕するものの1塁への送球が悪送球となり1点を失うと2連打を浴びてこの回3点を返される。
続く6回初谷がセンター前にタイムリーを放ち3-10と再び点差を広げる。
勢いに乗ったまま2番手のマウンドに立った初谷であったが先頭に四球を与えると1死1塁から3番佐藤の打球はキャッチャー前へのフライ。この打球がフェアゾーンで弾んだ後ファールゾーンへと転がるが柴田が打球に触れてしまい1,2塁とピンチを広げる。ここで村田が意表を突いた3盗を決めると柴田の送球がそれて1点を返される。さらにワイルドピッチで2点目を失うと5番高熊にレフトへ特大のシルバー惜別弾を放り込まれ7-10と3点差に迫られる。
最終回カニーズは睡眠ばっちりのK@Y.をマウンドへ。K@Y.は先頭に四球を与えるも後続を断ち切りカニーズがファイナルステージ進出を決めた。
<これぞWBC>
試合前の両チームは終始和やかムード。もともと野球そのものを楽しむ両チーム。長い付き合いでほとんどの選手が知った顔ぶれでもありアップの際にも同じ輪で話をしながらという状態。WBCの目指す、楽しく野球をするのにぴったりの対戦であった。
両チームの対戦数もリーグ戦以外でも多くお互いの戦いを知り尽くしているといっても過言ではない。カニーズが先制した2回1死2,3塁から大将を打席に迎えた場面。シルバーセカンド島田は3塁走者市川監督のサインを見るとスクイズを警戒し、小泉の投球と同時にホームに向かってダッシュをし始めた。
結果は大将がヒッティングして奇しくも島田の横を抜ける打球となった。普通に守っていればセカンドゴロで1点の場面。しかし島田の読み通りスクイズなら島田のファインプレーも見られた場面。お互いの手の内を知っているからこその動きであった。
この野球を通じた交流こそがWBCリーグの追い求める野球なのかもしれない。
<高熊カニーズ入りを決断か>
シルバースターズ高熊のカニーズ移籍が秒読み段階に入っている。これまで話は出ていたものの具体性はなかったが、この日シルバー村田社長からバット3本とのトレードの打診を受けた。ショウGMもこのトレードには前向きで近く編成会議を開き合意に達する模様。カニーズは高熊に背番号5とカニさんマークのついたグラブを夭死する模様。高熊本人も「カニーズに入ったら年俸5000カニ―はもらえるかな」と前向きに話していた。
この日高熊はシルバーへの惜別と感謝を込めた特大アーチを放っており、市川監督も「改めて欲しいと思える打者」と絶賛。
今後の続報に期待が寄せられる。
<記録達成>
藤枝がこの日の試合で200試合出場を達成した。2004年にカニ入りした藤枝はスイッチヒッターとしてコンスタントな成績を残し続けている。
また、ショウがひっそりと100安打を達成した。この日3安打の固め打ちを見せ打撃の調子は上向いている。しかし、実はこの日の3安打で通算は103安打。前回の都市交通戦で達成していた…。
カニーズ藤枝 シルバー小泉で始まったこの試合、初回カニーズは2死からの住がヒットで出塁するも宮里はセカンドライナーに打ち取られ無得点に終わる。
一方のシルバースターズは先頭村田がセンターフェンス直撃のヒットで出塁すると本田もヒットで続き無死1,2塁と藤枝はいきなりのピンチを背負う。しかしここからクリーンアップを3者凡退に打ち取り無失点で切り抜ける。
2回市川、ショウと四球を選び柴田の犠打で1死2,3塁のチャンス。1安打すれば年俸現状維持を約束されていた大将は見事センター前に弾き返し2点を先制する。
3回にも2四球とエラーで1死満塁のチャンスを作るとショウがセンター前にタイムリーを放ち1点を追加。さらに相手の悪送球で宮里もホームを踏み尚も1死2,3塁のチャンス。ここで市川監督のサインはツーランスクイズ。柴田がバントを決めて市川がホームへ生還。2走のショウもホームへ突入するもタッチアウト。しかし3回表を終えて0-7と一気に突き放す。
先発藤枝は2回以降ランナーを出すものの要所を締めて4回まで2安打に封じ込める。
5回藤枝を2塁において野住がセンターへタイムリーを放つと市川の犠牲フライでホームに返りこの回にも2点を奪う。大勝ムードの試合展開であったがリーグ2位のシルバースターズが意地を見せる。
その裏1死から野住、西田のエラーで1,2塁となると伊藤の打球は強烈なピッチャー返し。藤枝が好捕するものの1塁への送球が悪送球となり1点を失うと2連打を浴びてこの回3点を返される。
続く6回初谷がセンター前にタイムリーを放ち3-10と再び点差を広げる。
勢いに乗ったまま2番手のマウンドに立った初谷であったが先頭に四球を与えると1死1塁から3番佐藤の打球はキャッチャー前へのフライ。この打球がフェアゾーンで弾んだ後ファールゾーンへと転がるが柴田が打球に触れてしまい1,2塁とピンチを広げる。ここで村田が意表を突いた3盗を決めると柴田の送球がそれて1点を返される。さらにワイルドピッチで2点目を失うと5番高熊にレフトへ特大のシルバー惜別弾を放り込まれ7-10と3点差に迫られる。
最終回カニーズは睡眠ばっちりのK@Y.をマウンドへ。K@Y.は先頭に四球を与えるも後続を断ち切りカニーズがファイナルステージ進出を決めた。
<これぞWBC>
試合前の両チームは終始和やかムード。もともと野球そのものを楽しむ両チーム。長い付き合いでほとんどの選手が知った顔ぶれでもありアップの際にも同じ輪で話をしながらという状態。WBCの目指す、楽しく野球をするのにぴったりの対戦であった。
両チームの対戦数もリーグ戦以外でも多くお互いの戦いを知り尽くしているといっても過言ではない。カニーズが先制した2回1死2,3塁から大将を打席に迎えた場面。シルバーセカンド島田は3塁走者市川監督のサインを見るとスクイズを警戒し、小泉の投球と同時にホームに向かってダッシュをし始めた。
結果は大将がヒッティングして奇しくも島田の横を抜ける打球となった。普通に守っていればセカンドゴロで1点の場面。しかし島田の読み通りスクイズなら島田のファインプレーも見られた場面。お互いの手の内を知っているからこその動きであった。
この野球を通じた交流こそがWBCリーグの追い求める野球なのかもしれない。
<高熊カニーズ入りを決断か>
シルバースターズ高熊のカニーズ移籍が秒読み段階に入っている。これまで話は出ていたものの具体性はなかったが、この日シルバー村田社長からバット3本とのトレードの打診を受けた。ショウGMもこのトレードには前向きで近く編成会議を開き合意に達する模様。カニーズは高熊に背番号5とカニさんマークのついたグラブを夭死する模様。高熊本人も「カニーズに入ったら年俸5000カニ―はもらえるかな」と前向きに話していた。
この日高熊はシルバーへの惜別と感謝を込めた特大アーチを放っており、市川監督も「改めて欲しいと思える打者」と絶賛。
今後の続報に期待が寄せられる。
<記録達成>
藤枝がこの日の試合で200試合出場を達成した。2004年にカニ入りした藤枝はスイッチヒッターとしてコンスタントな成績を残し続けている。
また、ショウがひっそりと100安打を達成した。この日3安打の固め打ちを見せ打撃の調子は上向いている。しかし、実はこの日の3安打で通算は103安打。前回の都市交通戦で達成していた…。
打撃成績
打順 | 守備 位置 |
選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 7 | 7 | 7 | 打点 | 盗塁 | 盗失 | 得点 | 失策 | 美技 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 中堅手 | 初谷 幸久 | 左飛 | 左飛 | 三ゴ | 中安① | 二ゴ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||
2 | 投手 | 藤枝 蔵人 | 三振 | 四球 | 四球 | 一ゴ | 三振 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | |||||
3 | 遊撃手 | 野住 翔二郎 | 左安 | 三ゴ | 中安① | 三振 | 二敵失 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | |||||
4 | 二塁手 | 宮里 盛博 | 二直 | 二敵失 | 投ゴ | 四球 | 遊ゴ | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | |||||
5 | 一塁手 | 市川 晋吉 | 四球 | 四球 | 左犠飛① | 捕邪 | 三ゴ | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | |||||
6 | 右翼手 | ショウ | 四球 | 中安① | 右安 | 中安 | 遊飛 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | |||||
7 | 捕手 | 柴田 輝明(休部) | 投犠打 | 投犠打① | 左安 | 二飛 | 遊敵失 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | |||||
8 | 左翼手 | 大将(引退) | 中安② | 左飛 | 三振 | 死球 | 三ゴ | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | |||||
9 | 三塁手 | 西田 真 | 二敵失 | 投ゴ | 四球 | 二ゴ | 三ゴ | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | |||||
DH | K@Y. | 三振 | 三振 | 三振 | 投ゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
投手成績
投手名 | イニング数 | 自責点 | 失点 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 被安打 | 被本塁打 | 投球数 | 暴投 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
藤枝 蔵人 | 5回 0/3 | 0 | 3 | 3 | 3 | 0 | 4 | 0 | 80 | 0 | 勝 |
初谷 幸久 | 1回 0/3 | 0 | 4 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 25 | 1 | |
K@Y. | 1回 0/3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | セーブ |
西田 真 | 1回 0/3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | |
野住 翔二郎 | 1回 0/3 | 3 | 3 | 2 | 3 | 1 | 2 | 0 | 35 | 3 | |
市川 晋吉 | 1回 0/3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 1 |