ずくだせっ！信州Unions

＜九BC・予選Aブロック第2戦＞
アストロベリーズ　4 - 1 ずくだせっ！信州ユニオンズ

＜試合内容＞
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ずくだせ戦士の真骨頂！機動力野球でユニオンズ快勝！！
～決め手は脱力ストレート!? 篠平、完投で今季初勝利～

＜九BC・予選Aブロック第1戦＞
ずくだせっ！信州ユニオンズ　10 - 2 テクトロン

＜試合経過＞
　シューティングスターズ戦で、長いトンネルを脱したユニオンズ。今季の集大成となるアニマル杯まで約一ヶ月。チームの総仕上げに向けた取り組みは、いよいよ実戦的な感覚を磨く段階に入った。
　大会優勝を目指して臨んだ予選Aブロック第1戦。相手は初対決となるテクトロンとのゲームになった。
　初回、ユニオンズの攻撃。ユニオンズの核弾頭・山口がセンター前ヒットで出塁。すかさず連続盗塁で3塁を陥れ、いきなり先制のチャンスを迎える。無死3塁。打席には2番・藤田。詰まった打球はピッチャーゴロとなるが、三走・山口が生還。ユニオンズが幸先良く先制点を上げる。ランナーが無くなり、続いての打席には恐怖の3番・鎌倉。快音を残して飛んだ打球は、レフトオーバーの三塁打！再び、大きなチャンスを迎える。二死となり、バッターはフォア・ザ・チームの5番・青柳。放った打球はファーストへのゴロとなるが、青柳が気迫の走塁で内野安打！！鎌倉が生還し、ユニオンズが追加点を上げる。
　初戦のマウンドを任されたのは、今季初先発の篠平。立ち上がりから制球が良く、テンポ良く相手打線を封じていく。失点を許さず、試合は3回を迎える。
　ユニオンズの攻撃、先頭バッターは1番・山口。芸術的な流し打ちで出塁。相手のバッテリーミスと盗塁により、三進し、打席には2番・藤田を迎える。力投を続ける篠平を援護したい場面。力強く弾き返した打球は、ライト頭上を越えるタイムリー二塁打！！山口が生還し、リードを広げる。無死2塁。3番・鎌倉の打球は詰まりながらもセンター前に落とすテキサスヒット。ランナー1・3塁となり、さらにチャンスを広げる。ここで迎えるは今季、好機に強い4番・篠平。痛烈な一打はレフト線を破るタイムリー二塁打！！藤田が生還し、テクトロンを突き放しにかかる。さらに5番・青柳の一塁ゴロの間に鎌倉が生還。その後、本日公式戦デビューとなった斉藤、住之江、岸本のタイムリー等でこの回一挙6点を奪い、一気に試合の主導権を握る。
　ユニオンズは、その後も篠平のタイムリー二塁打で2点を追加！終わってみれば、2試合連続二桁安打で、グループリーグ初戦を白星で飾った。
　篠平は、マウンドでも緩急をつけたピッチングで好投。相手打線に的を絞らせず、3安打2失点で完投。今季初勝利を挙げた。
＜茅野運動公園＞

覚醒！新生・ずくだせ打線！！終盤の猛打で連敗ストップ。
～流れを呼ぶ気迫のヘッドスライディング！主将が見せた勝利への意地～

＜練習試合＞
ずくだせっ！信州ユニオンズ　6 – 3　シューティングスターズ
＜試合経過＞
　初回、信州ユニオンズの攻撃。二死後、3番・召田が四球で出塁。すかさず二盗を決めて、チャンスメーク。4番・塚原を打席に迎える。先制点を奪い、ゲームを優位に進めたい場面であったが、ここはシューティングスターズ先発の緩急にタイミングが合わず、三振。先制機を逃してしまう。
　その後、2回に1点を失い、迎えた3回の攻撃。一死後、新メンバー候補・関が見事な初打席初安打で出塁する。二盗を奪い、打席には1番・山口。同点打に期待がかかる。しかし相手先発のストレートを捉えきれず、中飛。さらに2番・藤田も三振に倒れ、ここも得点機を逃してしまう。
　早い回で点差を詰めておきたい4回の攻撃。一死後、4番・塚原が四球で出塁。さらに続く本多も四球を選ぶ。ここで塚原が三盗を敢行！本多も二塁を奪い、ダブルスチールに成功。一気にチャンスを広げる。今度こそ得点に繋げたいところで、打席には6番・青柳。追撃の一打に期待がかかるが、ここは力がはいったか・・・投ゴロ。続く7番・住之江も一ゴロに倒れ、またも絶好の得点機を逃してしまう。
さらに1点を失うユニオンズ。流れを変えたい5回の攻撃。先頭の8番・北沢が死球で出塁。相手バッテリーに揺さぶりをかける。今季、姿を潜めていた韋駄天ぶりが発揮され、果敢な盗塁で三塁へ！本日4度目の得点機を演出する。その後、9番・田中も四球で出塁。二盗を奪い、無死二塁・三塁！！チャンスを後続に託すが、関、山口、藤田・・・。タイムリーが期待された好打順でよもやの3者連続三振。序盤から攻撃の歯車が噛み合わない展開が続き、重苦しい様相が漂いはじめる。　
　その後、5回にも追加点を許したユニオンズ。互角の展開ながら、点差だけが離されていく状況でゲーム前半を折り返す。
　悪夢の5連敗が脳裏をよぎりかけた6回。ついにユニオンズが反撃に転じる。先頭・召田が左安打で出塁。さらに続く塚原が中安打で続き、召田が一気に三塁まで進塁する。打席には本日デビューを飾った5番・本多。しかし、ここでまさかの事態が！ボール球を見送った本多に対し、エンドランのサインに飛び出した召田が帰塁できず、痛恨のタッチアウト！！思わぬ形でチャンスを逃してしまう。なんとかもう一度攻撃を立て直したい場面。二走・塚原が三盗を決め、相手バッテリーに揺さぶりをかける。本多は四球を選び、出塁。再び大きなチャンスを演出する。今度こそ得点を奪いたいところ。ここでまさかのバッテリーミス！三走・塚原が生還し、ユニオンズがようやく1点を返す。さらにスキのない走塁で本多が三塁を奪い、一死三塁で打席には6番・青柳。お手本のようなチームバッティングで、レフトに高々と上がる犠牲フライ！！本多が生還し、1点差に詰め寄る。
　エースの力投に応えたいユニオンズ、7回の攻撃。先頭バッター・関が、中安打で出塁。続く1番・山口の投ゴロの間に進塁し、一死二塁で打席に2番・藤田を迎える。一打同点の場面。キャプテンの意地をみせてほしい所。ここでエンドランのサインが出た藤田は、外角低めのストレートに食らいつき、打球は三遊間深くに転がる絶妙なゴロに！シューティングスターズ遊撃手の好守により、タイミングは完全にアウトかと思われたが、ここで藤田が一塁にヘッドスライディング！！土壇場の気迫が相手エラーを誘い、ユニオンズが遂に試合を振り出しに戻す。（一塁手の方、少々ラフなプレーをしてしまい、申し訳ありません・・・）
　一気呵成で逆転を狙いたいユニオンズ。すかさず藤田が再びヘッドスライディングで二盗を奪い進塁。勝ち越しのチャンスを迎える。ここでようやくずくだせ打線が本領を発揮する。勝負強いバッティングの3番・召田。甘く入ったコースを振り抜いた打球は、レフト頭上を越えるタイムリー二塁打！！二走・藤田が生還し、ユニオンズが逆転に成功する。少しでもリードを広げていきたいところで、二死二塁となり、打席には5番・本多。痛烈な打球はセンター前に向ける貴重なタイムリー！！召田が生還し、追加点を挙げる。まだまだ繋がった今日の打線。二盗を決めた本多を得点圏に置き、6番・青柳がレフト前に抜けるタイムリー！！本多が生還し、ユニオンズがリードを3点に広げる。
そして、遂に最終回の時。四球と安打で二死満塁のピンチを招くも、ラストバッターを一塁ゴロに抑え、ゲームセット！！今シーズン5戦目にして、ようやく欲しかった今季初勝利を挙げた！！
＜南部公園＞

霞む連覇への道・・・。年間CS出場に黄信号！？
～新戦力コンビの活躍も勝利に届かず。山口の一発は空砲に・・・～

＜練習試合＞
YT Japan　8 – 3　ずくだせっ！信州ユニオンズ
<試合経過>
飯田アニマルとの接戦を落としたユニオンズ。今季初勝利を目指し、苦しいシーズンが続く。立ち直りのきっかけを掴みたい試合は、YT Japanとの初対決となった。
　初回、先頭バッターの山口。YT Japan先発の立ち上がりを捕らえる。センターオーバーのランニングホームラン！！見事な一発でユニオンズが先制する。
　幸先の良い展開でスタートした一戦。追加点を挙げ、先発・吉江を援護したいところであったが、その後尻上がりに調子を上げる相手投手を前にランナーを進めることができない。次第にYT Japan打線の強打に捕まり、逆転を許してしまう。
　もう一度試合を振り出しに戻したいユニオンズ。4回の攻撃。先頭の2番・藤田が四球で出塁。さらに3番・吉江が快足を飛ばし、執念の内野安打で続く。打席には好調の4番・篠平。痛烈な打球を放つが、サード正面へのゴロ。一死となるが、藤田がまさかの本塁突入！！追加点を狙うが及ばず、タッチアウトとなる。ここで迎えるは、本日2人目の即戦力プレーヤー・青柳。抜群の選球眼を生かし、出塁。すかさず盗塁を決め、二死から再びチャンスを作る。一打同点の場面でバッターは召田。プレッシャーのかかる場面で2ストライクと追い込まれるがカットで粘り、迎えた運命の一球。泳ぎながらも上手く合わせた打球はライト前に落ちるタイムリーヒット！！吉江・青柳が生還し、値千金の同点打となる！
　試合を振り出しに戻し、ここから巻き返したいユニオンズ。しかし、ここでまた不運が・・・。ピンチを迎えるが、二死までこぎつけた吉江。渾身の一球で打ち取ったかに思われたが、
フラフラっと上がった打球は外野の頭上を越える勝ち越しタイムリー！！！悔やまれる一打でYT Japanに再びリードを許してしまう。その後、長短打を絡めて、大量5失点を喫したユニオンズ。最後まで流れを掴めないまま、無念の敗戦となった。
＜総括＞
今季2度目の飯田遠征は、まさかの連敗となった。打線は徐々に勢いを取り戻しつつあるが、攻守ともゲームを左右する場面でプレーが乱れ、白星を逃す結果となっている。現有戦力に加え、頼もしい新戦力も集まり、選手層は次第に厚くなっている。春の大会の大敗を除き、ここ3試合の展開は勝てない内容では無かった、限られたチャンスで打線は繋がり、守備でも随所で好プレーが見られた。本当に紙一重の勝負であった。秋のアニマル杯に向けて、厳しい状況であることに変わりはない。しかし、ほんの少しのきっかけで一気に息を吹き返す可能性をユニオンズは持っている。正念場まで残り二ヶ月。もう一度選手一丸となって、チームを盛り立てていきたい。
（今宮球場）

痛すぎる走塁死・・。明暗分けた最終回の攻防。
～期待の新戦力・召田は2打点！篠平も2安打で好調アピール！！～

＜練習試合＞
飯田アニマル　7 – 5　ずくだせっ！信州ユニオンズ
＜試合経過＞
今シーズン未勝利で迎えた飯田遠征。縁起の良い球場で再起を期したいところ。本日第1戦目は、激闘を繰り広げてきた飯田アニマルとの対決になった。両先発の素晴らしい立ち上がりで初回は無失点に終わり迎えた2回。ユニオンズ先発・山口が飯田アニマルに先制を許す。同点に追い付きたいユニオンズ。すかさず反撃に出る。好調の4番・篠平が左安打で出塁。続く中野も相手エラーでチャンスを広げ、得点圏にランナーを進める。ここで打席には6番・岸本。快心のレフト前タイムリー！！ユニオンズが試合を振出しに戻す。なおも得点圏に走者を置き、バッターは本日デビュー戦となる期待のルーキー・召田。挨拶代わりの逆転2点タイムリー三塁打！！中野・岸本が生還し、ユニオンズがリードを奪う。
　しかし3回、アニマル打線の粘り強さが徐々に山口のペースを乱す。際どいコースに手を出さず、四球からランナーをため、ユニオンズのマズイ守備と適時打から一気に試合をひっくり返す。昨年のアニマル杯初戦を思い起こす執念を見せる。
　再び追う展開となったユニオンズ。早い段階で1点を取りに行きたい展開であったが、その後はアニマル先発の緩急にタイミングを外され、凡退。ランナーを出すことが出来ず、アニマルに追加点を許してしまう（ずくだせっ！信州ユニオンズ　3 – 7　飯田アニマル）
　最終回、ユニオンズの攻撃。先頭・山口が右安打で出塁。すかさず足で揺さぶり、連続盗塁で三塁へ。続くバッター・藤田の打席に、バッテリーミスにより生還する。藤田は選球眼を生かし、四球で出塁。快足で二塁を奪い、チャンスメーク。追加点の好機に頼れる3番・吉江を迎える。なんとか一本が欲しい場面。吉江は体勢を崩しながらも、執念でレフト前に運ぶ。吉江はアニマル野手陣の隙をつき、一気に二塁へ！果敢な走塁を見せるも一歩及ばず、タッチアウト！！その間に二走・藤田が生還し、2点差に詰め寄る。
　ランナーを失い、もう一度チャンスを作りたいユニオンズ。4番・篠平が左安打で出塁する。続く5番・中野も四球を選び、主軸で同点機を演出する。しかし、中野との重盗により三塁を狙った篠平は、微妙な判定となるもタッチアウト！！二死となる。その後、中野は三盗を成功し、バッターは6番・岸本。同点の期待が集まるが、ユニオンズの希望を乗せた打球はファースト後方への内野フライで、ゲームセット！！
　強敵・飯田アニマルを追い詰めるも届かず、悔まれる敗戦となった。
（今宮球場）