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チーム勝敗表

試合日 : 2試合目
2022年02月27日(日)
大会名
卒業大会1部
会場
東板橋グラウンド
勝敗
勝利
1234567投手-捕手
仲宿ファイターズ0315110
仲宿イーグルスA000000
ヒット数:0本
卒業大会2戦目 仲宿イーグルス

背番号1、入団した順番に背番号を割り振るファイターズにおいては、10をつけるキャプテンを除くと最も早く入団した選手ということになる。
先にチームにいた6年生キャプテンとはずっと一緒にやってきた仲間、上手さでは一目置かれるキャプテンに連れられるようにここまでたどり着いた少年、6年生ではケガが続き結果どころか出場すらままならない日々、きっと嫌気がさす時もあったと容易に想像できる。
今日はそんな不屈の闘志を持つ6年生が成長を見せてくれた試合、卒業大会2戦目、仲宿イーグルス戦に臨んだ。

先発は6年生エース、何度も闘ってきたイーグルスさん、戦力もお互いに把握している中で初回はともに0点と静かな試合開始となった。

試合が動いたのは2回の表の攻撃
1アウトから、目下打撃絶好調の5番強くて優しい5年生のレフト前ヒットから、下位打線を構成する6年生のレフトへの3連打で3点を先制、3:0とした。

2回の裏の守り
この試合4つ目の三振を奪うと続く7番打者への2球目、タイミングを合わされた打球はセンター方向へとフラフラとあがる飛球。

この瞬間、ファイターズベンチの頭をよぎったのは先週フェニックス戦での最終打席での出来事、それは負けると優勝が困難で引き分ければ優勝への望みをつなぐ大事な局面、最終回2アウト満塁、0:0でカウント3-2からの打球、土壇場の場面でセンターを守る不屈の闘志を持つ6年生の消極的な守備により捕球できず悔しすぎるサヨナラ負け。

フラフラと上がる打球に対して、頼むー!というベンチの願いに応えるかのように落下地点まで前方にダッシュするも、一歩間に合わずセンター前ヒットを許すこととなった。

その後のピンチも切り抜けて、3回の表にも加点して4:0で迎えた3回裏の守り。
先頭三振の後、2番ライトフライの後、3番打者を迎えた。

2球目を合わされると、またもやセンターへの飛球があがる。
もうやめてくれー、そんなファイターズベンチの心の悲鳴を搔き消したのは、先週からミスを続けてきた不屈の闘志を持つ6年生自身だった。

先週の地に足つかない感じから一転、集中を切らさなかった彼は冷静に打球に反応、得点圏にランナーを背負うマウンドのキャプテンにこれ以上迷惑をかけられないといわんばかりに見事にキャッチ!!

常に6年生の先頭を走り、チームを牽引してきた大黒柱の6年生キャプテン。それとは対照的に相次ぐケガや5年生の台頭もありなかなか出場機会を得られず不遇の時を過ごし、一番近くにいたはずのキャプテンの活躍を遠くベンチから見守る姿も増えた背番号1の少年。
 先週のミスの後、試合後の東板橋でのミーティングでは、目を赤くして涙をこらえる姿が印象に残る。そんなプレーに対する悔しさや後悔が彼自身を成長させてくれると信じていたが、翌週の試合で早速その成長の証を見せてくれるとは思いもよらず心が震えた。
 また先週の試合後は選手各人も感情をどう表現していいかわからず複雑だったと思うが、4回の裏を終えてベンチに戻ってきた仲間を、選手皆が笑顔で出迎える姿が誇らしく思えた。

 その後は4回の表には打者10人の猛攻で5点を追加、試合を流れを完全に引き寄せると、最後は球数制限の6年生キャプテンから体幹の強い6年生への継投、多少バタついたが無失点で終え10:0でゲームセット。これでいよいよ21年度6年生の闘いもクライマックスの最終戦のヤンガース戦を残すのみとなった。

 チームとしての集大成、優勝はもう難しいかもしれないけど、最後までみんならしい闘いを見せてほしい、途中で残念ながら戦線離脱してしまった選手もいるけれど、これまでやってきた仲間やお世話になった方々への感謝を忘れずに、悔いの残らない最高の締め括りになることに期待したいです。(N)

次回予告:『正解 BY RADWIMPS』