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チーム勝敗表

試合日 : 1試合目
2021年11月20日(土)
大会名 : 決勝
3ブロック大会 Aチーム(6年以下)
会場
板五中
勝敗
敗北
1234567投手-捕手
仲宿ファイターズ000000
板橋フェニックスA00022
ヒット数:0本
3ブロック大会決勝 板橋フェニックス戦 ~ 涙 BY ケツメイシ ~

先週の城北大会ではミスによる惜敗、我慢比べの展開にあまり強くないファイターズAチームの3ブロック大会の決勝の相手は、今年3回目の対戦となる板橋フェニックスさん。
この世代はとにかく勝てない相手、守りが堅く、小技が効いて試合展開が巧拙なチーム。

常日頃から【野球はミスをしないチームが勝つ】と選手達に伝えるSSK監督、今日はその言葉を全員が痛感させられることになる試合となった。

1回の表の攻撃、ファイターズ先攻
相手は何度も対戦のある左腕の好投手、先週も左腕に苦しめられたデジャヴのように打線が元気が無く、1・2番の5年生コンビが内野ゴロ、主軸の3番も見逃し三振で簡単に終わってしまう。

1回の裏の守り
先発は6年生キャプテン、夏を越してから安定感を増した制球により、2三振含む三者凡退で斬って取り、先週に続きロースコアの投手戦の様相を予感させる。

2回3回の攻防は投手、野手ともに集中を切らさず、ノーヒットピッチングでお互い三者凡退の山を築く、静かだが熱い闘いが続く。

4回の表の攻撃も三者凡退に打ち取られ得点の糸口すらつかめない、こうなると我慢比べの展開、ひとつのミス、ワンプレーで勝負を決するシビアな展開となってきた。

そして4回の裏の守り、ここで試合が動く。
先頭の1番を1塁ゴロに打ち取るもこれをファンブルして出塁を許す。この試合初めてのランナーを許したぐらいではエースの緊張の糸は切れない、後続の2番を圧巻の見逃し三振で落ち着きを取り戻し、続く打席には好投を続ける先発投手の運命の3番左打者を迎える。

この試合、両投手の熱投でお互いに完全試合ペースで来ており、お互い1点が遠い展開の中、初球を引っ張られると強くないゴロの打球だが、とんだコースがちょうど1・2塁間を抜けるライト前ヒット。
 まだライトゴロがあるぞと思ったその刹那、焦ったのかライトがこれを痛恨の後逸をしてしまい、ボールは五中の広いグラウンドを転々と転がる、その間にホームまで生還を許してしまい、ついに2点を先制されてしまい0:2。

 後続を抑えるも5回の表も得点出来ず、結果0:2でまたもや惜敗、これにより3ブロック大会は準優勝、対フェニックス戦は今シーズン0勝3敗となり悔しい敗戦となった。


ひとつのミスが負けにつながる、そんなSSK監督の言葉が響く。
エラーをした選手は即交代を告げられベンチに戻るが、戻ってくる最中から溢れでる涙が止まらない。
エラーをしたという悔しさや自身の不甲斐なさ、好投を続けてきたエースへの申し訳なさ、そして打倒フェニックスを誓い気合いの入っていたチーム全員に迷惑をかけてしまったという複雑な思いが交錯しているのだろうが、小さな戦士には恐らく初めての経験で、泣き続ける選手の背中を見ていると、気持ちの整理が出来ないことが容易に想像出来る。

 大粒の涙を流す彼を見ていたら、こぼれた滴を強さに変えてほしい、涙の数だけ大きくなる訳、そこに本当の自分があると切なく歌う人気グループの歌が思い出されて思わず目頭が熱くなった。
エラーを責める選手は誰もいない、がしかし周りの選手達もここまでの経験はなく、泣いている選手にかける言葉が見つからない様子で余計切なくなる。
試合後のミーティングではコーチ陣からは、『このミスを糧に強くなって欲しい』や『泣くのは終わってからにしよう』という旨の言葉がかけられた。その厳しいようで愛のあるコメントに、コーチなりの優しさを感じた。
 またエラーをした本人だけでなく、チームとしてどのように乗り越えていくかを考えさせられたと同時に、日々の練習でいかに試合の緊張感を保つか、今回の出来事が選手各自の経験、糧となって成長に繋がってほしいと強く感じさせられました。

 このチームで一緒にプレー出来る残りの公式戦は土橋杯と卒業大会のみ、土橋杯はお互いが勝ち進めば準決勝でまた対戦するチャンスがあります。まずは土橋杯で目の前の試合に勝つこと、そして卒団までのAチームの目標としてフェニックスさんに1回は勝とうぜ!悔しいと思う気持ちが人を成長させる、みんななら出来るはずです、期待しています。(N)