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チーム勝敗表

試合日 : 2試合目
2021年06月13日(日)
大会名
志村連盟春期大会Aチーム
会場
戸田少年E面
勝敗
引き分け
1234567投手-捕手
上板東フォースA0
仲宿ファイターズ0
ヒット数:0本
〜続きです〜

4回の表の守りも安定した投球により4人で終え無失点、4:1のまま。試合の流れを掴んでここまで順当に進めてきたが、4回の裏の攻撃、ここらで勢いにのりたい場面でその時はやってきた。

先頭は9番の強くて優しい5年生、打席に入る前は「打てたらいいな~」と思っていたとは試合後の本人の弁、変に気負うことなく打席に入れたのも良かったのかもしれない。
先週の2ランスクイズでチームの勝利に貢献、朝の試合では久々に外野に飛ばす安打を放ち打撃の調子が上向きの強くて優しい5年生が、2球目を強く早く振り抜いた打球は彼特有のライトへの強いライナー、これが右翼手の横を抜けて長打コースとなる。
打った瞬間の大歓声を受けて、必死にダイヤモンドを回ってくる彼、ベンチからは3つ!いや4つー!!の大声、皆が総立ちで応援するさなか、ボールはライトの奥の方まで点々と転がっていき、ファイターズ入団後で公式戦初の嬉しいホームランとなった。

Aチームでは全くタイミングが合わず三振の山を築いてしまい、『なんでうまくいかないんだ?』と自問自答する日々、実直に素振りをしてフォームを改善、不安を解消するも、肝心の試合では全くといっていいほど結果が出ず、打順は9番まで落ちた。
人の話を素直に聞ける素養があり、監督、コーチ、選手からの信頼が厚い彼だからこそ、コーチ皆が彼の不振を心配するあまりのアドバイス過多状態で、本人も様々な言葉が腑に落ちていなかったのかもしれない。
そんな彼が打撃の指導を仰いだのは、盟友である5年生キャプテンの父だった。(内緒でしたかね?書いちゃいました、すみません。)師匠と改良したフォームで放った初ホームランはチームを活性化させ勢いづける貴重な5点目、応援に来ていた師匠もこれぐらいやれて当然と言わんばかりに満足げな表情で、やっと結果がでた彼を称えていたのが印象的。ベンチに戻ってきた彼の目には大粒の涙、それは今までの努力の結果や、応援をし続けてくれた家族やコーチ陣、チームメイトへの様々な想いをはらんだうれし涙か、こみ上げてくる涙を抑えきれない彼の姿に感銘を受けた。

この意義のあるホームランにより5:2と再び3点リード、5・6回も相手の攻撃を無失点で抑えて上板橋フォースさんを撃破、ベスト4へと駒を進めることになった。

 勝因としては、ミスはあったもののそれを帳消しにする好プレーが随所に見られたこと、また1・2回戦同様、先発投手がこれぐらいの安定した投球をみせてくれると、盤石の試合運びが出来ること、練習の成果を試合で発揮することが出来たことがあげられる。
またミスや失敗を恐れていては何も出来ない、強くて優しい5年生がずっと成果が出ない状態で放ったホームランは、『10,000回だめで望みなくなっても10,001回目は来る』と声高に歌っていた人気グループの歌詞の意味を実感させてくれた。

 これで公式戦3連敗からの3連勝で借金返済、次週で志村連盟の決勝への切符を争うのは、5月16日に野球の神様がファイターズAチームに試練を与えた飯田杯1回戦での痛恨のサヨナラホームランを被弾、サヨナラ負けを喫した高島平ブラザーズさん。
選手達もみな覚えているようで、こんなに早くリベンジのチャンスを与えてくださった野球の神様に感謝するとともに、必ず勝利する、そんな強い気持ちを持って皆で当日の試合に臨みたいです。やられたらやり返す、倍返しだ!選手たちの奮起に期待です。(N)