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チーム勝敗表

試合日 : 1試合目
2012年03月03日(土)
大会名
 
会場
瀬戸本球場
勝敗
勝利
123456789投手-捕手
モンゴリアンチョップ0010200003池谷―高原
DAY TRIPPERS0012000014
ヒット数:10本
『勝負はいつも一瞬で決まる』

延長9回の裏。僕は審判をしていました。

一球一球、捕手のつぶやきまで聞こえてくるような特等席で
僕は“あの場面”を目撃した。

ツーアウト2塁3塁。バッター橋本。敢えて敬称略。

今シーズン初参加ながら、ライト線を打ち抜く三塁打を含む2安打と絶好調の橋本に対し、果敢にインコースを攻めるバッテリー。
初球、2球目。。。DTベンチの祈りも空しく、厳しいインコース攻めに空を切る橋本のバット。審判から見ても、あの2球、特に打者の左腰の方に食い込んで来た2球目は厳しかった。追い込まれる橋本。

「オーケー広くいこう、余裕もって」というキャッチャーの掛け声。
曲げてくるのか?外してくるのか?
圧倒的にバッテリー有利の状況下
いつも通りの落ち着きを持って構える橋本。
さすがは長老、いや酋長。

勝負は一瞬だった。

絶妙のアウトロー。1,2球目の配球も合わせると
完璧といってもいいコースいっぱいのボールに
橋本はバットを合わせた。

崩されることなく 自分のタイミングで
だけど決して強振することなく 計ったように
バットを合わせた。

打球がフラフラッとショートの後方に上がった瞬間に
相手捕手の口から洩れた「あっ」という小さな叫びを
僕は生涯(ごめん言いすぎた この週末くらいは)
忘れることはないだろう。

まるで現役時代の公式戦のように真剣な表情で
しっかりとホームベースを踏むデコ。
湧きかえるベンチ。
「ひと仕事終えたよ」とでも言いたげに 
静かに右手を上げる橋本。

いやあ ナイスゲームでした。
このシーンから わがチームは貯金生活に入ったのです。

試合後、相手チームのキャッチャー氏にインタビューさせてもらうと
「最終回、あの場面で回ってきたのが あの左バッターだとわかった瞬間
 ヤバイ 決められると思ったんです。」と言われていました。
なんか格好いいですね。WBCの最後に出てきたイチロー…?
となると、その前の よっちゃんがムネリン…?

最後になりましたが、池谷君ナイスピー。高原監督万歳♪♪

打撃成績

打順 守備
位置
選手名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 打点 盗塁 盗失 得点 失策 美技
1 中堅手 HARADA 三飛 三振 三振 二内 0 0 0 0 0 0
2 右翼手 OSAKADA 三振 三ゴ 三振 二ゴ 0 0 0 0 0 0
3 一塁手 HARA 二飛 三振 三振 三ゴ 0 0 0 0 0 0
4 捕手 TAKAHARA 三ゴ 左2 四球 遊敵失 0 0 0 1 0 0
5 投手 IKEGAYA 三ゴ 左中2① 投ゴ 三振 1 0 0 1 0 0
6 左翼手 TAKASAKI 中安 三内① 四球 投ゴ 1 1 1 0 0 0
7 遊撃手 TAI 遊ゴ 四球 右飛 三敵失 0 0 0 1 0 0
8 三塁手 ISHIKAWA 遊ゴ 左安 三振 中2 0 0 0 0 0 0
9 二塁手 NAGAHIRO 三敵失 三振 左飛 捕飛 0 0 0 1 0 0
10 DH HASHIMOTO 右3① 右安 左飛 左安① 2 2 0 0 0 0

投手成績

投手名 イニング数 自責点 失点 奪三振 与四球 与死球 被安打 被本塁打 投球数 暴投 勝敗
IKEGAYA 9回 0/3 1 3 6 1 0 9 0 0 0